カウンセリング体験記 その1

独り言

現在、私はカウンセリング治療を受けている。
そこで感じたこと、思ったことを綴っていく。
もちろん公開できる範囲ではあるが。

1回目のカウンセリング。
いわゆるインフォームドコンセントを行う。
なぜカウンセリングを受けようと思ったか(なぜカウンセリングが必要になったか)を話して、抱えている問題に至る経緯を話していく。
1回目はカウンセラーもクライアントのことを深く知りたいのでカウンセラーから質問が飛んでくることもある。

私の場合、うつ病になった前後の記憶がふと頭に浮かんだ時、イライラや不安などが襲ってきて少し混乱したような状態になってしまう。
普段は問題なく生活できており、過去の記憶を引きずっているわけではないが、当時の記憶と現在起きていることがリンクしてしまった時に記憶が蘇ってしまう。
少し時間が経てば元通りになるので、問題がないと言えば問題はないのだが、この先もずっと当時の記憶に悩まされるのは嫌なので、当時の記憶を癒やし許す作業が必要と想いカウンセリングを受けることにした。

ひとまず当時の経緯を話し終えたら、当時の気持ちなどを深堀りしていく。
その時にどう思ったか。何が問題で当時何に躓いてしまったか。などなど。
玉ねぎの皮を剥くように、表面上見えていた問題を一枚一枚めくっていって、中心部に近づいていく。
そして、現在の自分ならどう対処するかを考えてみる。

そんな感じで1時間も話ししていたら、悪かったこと、良かったこと色々思い出してくる。
当時の記憶が蘇るたびに嫌な気持ちになっていたが、実は悪いことばかりではなかったと知る。
発見だ。
では、具体的に何に傷ついたのか、嫌な記憶の中心部には何が隠れているのか、それを見つけることがこれからカウンセリングを受けていく目標だとカウンセラーと私との間で決められた。

まずは、人間関係から洗っていくことになった。
当時の人間関係を思い出して、どの言葉に傷つけられたか。どんな言葉をかけて欲しかったか。
自分はどう振る舞えば上手く人間関係を築くことができたか。
当時の周囲の人との関わりを書き出していくことが宿題として与えられた。
辛くなったら書くのをやめてもいいという条件で。

そんな感じで1回目のカウンセリングはゴールを決めそこまでの経路を設定し終了した。

それでは、また。

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